
書評ブログって稼げないらしいし、やる意味ないんじゃない?
と思っているあなたは半分正しい。
ブログ初心者にとって、書評ブログは比較的書きやすい内容です。
絶望的に読まれない&稼げないという欠点はありますが・・・。
私は書評ブログを運営して5か月目になりましたが、書評ブログにはたくさんのメリットがあると学びました。
本日は、書評ブログを作ることで本の読み方はどう変わるのか、どんなメリットがあるのかを解説します!
書評ブログのメリットは、以下の4つです。
- ブログが自分の読書記録になる
- 自分の感情を深堀り出来る
- 知識の定着量が増える
- 良い本の探し方が分かる
順番に解説します。
もくじ
①ブログが自分の読書記録になる

稼げないからって、やらないのはもったいない!
読んだ本の感想をブログに投稿していくと、ブログが自分の読書記録になります。
ブログを始めた目的は、読んだ本のアウトプットをすることでした。
決して「人の役に立ちたい!」と思って始めたわけではありません。
ブログを開設して3か月ぐらいは、とにかく本を読み、感想を投稿し続けました。

ふと気づいて過去の記事を見てみると、自分が読んだ本のサムネイルがずら~~っと並んでいます。
「こんなに読んだの!?」と驚きましたが、それ以上に、短い期間でこれだけの知識を収集できたことが自分の自信に繋がりました。
書評記事が増えてくると、ブログがまるで自分だけの図書館のように思えてきて愛着が湧きました。
自分の読書記録を見返すことで、非常に大きな達成感を感じられます。
読書を通じて自己効力感を高めることにも役立ち、一石二鳥です。
読書メーターといった本の記録サービスも良いですが、やはり本のカテゴライズ機能や、表現の幅は圧倒的にブログの方が上だと思っています。
②自分の感情を深堀りできる

書評ブログって読書感想文と同じでしょ?何が楽しいの?
という意見を聞いたことがありますが、私は書評ブログは面白さに満ちていると思っています。
感想文を書くことがもともと得意だったわけではありません。
小学校の頃は読書感想文が大嫌いでした。

子どものころ、読書感想文に書くことが無くて、
「面白かったです」とだけ書いたことがあります💦
本を読み終えた後、「あ~面白かった」と思う瞬間は誰しもあるはずです。
しかし、大抵の人は自分の感情をきちんと分析していません。
私も昔、人から「その本はどこがどう面白かったの?」と質問されても、面白かった理由を言語化できないことありました。
「面白かった」という感想を1つ取ってみても、「知的好奇心が満たされた」「登場人物の言葉に感動した」「展開にハラハラドキドキした」などと、様々な感情の動きがあります。
書評ブログを書くためには、読書中の自分の感情を深堀りすることが欠かせません。

自分の思考や感情をうまく見つめなおせば、自分の世界観を構築し、自己理解を深めることができます。
私もブログを書くにつれ、自分がどんな内容に心動かされるのか、以前よりも理解できたと思います。
③知識の定着量が増える
本を読んでも、数日したら内容を忘れてしまうことがあります。
ビジネス本を読んで行動を変えようと決意したのに、最初の1、2日だけしか実行に移せず、そのうち本を読んだことすら忘れてしまう・・・
そんな経験を、誰しも持っていると思っています。
そんな忘れっぽい人も、本を読んだ後にブログを書けば、自然と学んだ知識を整理できるわけです。
また、本の内容を要約・文章化することで、より自分の知識を頭の中に定着させるのに役立ちます。

本は沢山読めばいいものではありません。
学んだ内容を次の行動につなげたり、覚えることができなければ意味がないと思っています。
④良い本の探し方が分かる
実際に書評ブログを書いてみると、記事をサラサラかけるときと、そうでない時があります。
面白い本を読んだら執筆も早いし、「イマイチだな・・・」と感じる本を読んだら執筆も遅くなると気付きました。
良い本に出会えたときは、自分の中で感情が大きく動きます。
人に伝えたい、勧めたいと思うシーンも沢山出てくるので、私が記事を書くための構成に迷うことは少ないです。
良い記事を書くために、自然と良い本を選ぶよう気を付けるようになりました。
審美眼ならぬ、審書眼が鍛えられるような感覚。

良い本を探すために、いろんな人のブックガイドを参考にすることも増えました。
おかげで、読書の幅が大きく広がったと思っています。
このブログを始めてからは、投資関係の本をよく読んでいます。
今まで全く読んだことが無いジャンルでしたが、お金の考え方を大きく変えるきっかけになりました。
稼げないから止めるのはもったいない。ブログの良さはお金だけじゃない
今回は、書評ブログで得られるメリット4つについて解説しました。
- ブログが自分の読書記録になる
- 自分の感情を深堀り出来る
- 知識の定着量が増える
- 良い本の探し方が分かる
もちろん、「お金を稼ぐためにブログを始めたので、書評に興味が湧かない」と思う人もいるはずです。
お金を目標にして頑張ることも、すごく素敵だと思います。
ブログでお金を稼ぐために試行錯誤できれば、自分のスキルもどんどん伸びていくからです。
しかし書評ブログには、お金を目的にしたブログでは得られないメリットが沢山あります。
ブログを通じて良い本に出合うことができれば、その分だけ自分の人生は楽しくなると感じました。
興味を持った人は、ぜひブログを開設して本の感想を共有してみてください!
私も、皆さんが読んだ本を知って、自分の読書の幅を広げたいと思っています。