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【孤独が怖い人へ】独りでいる時間は、自分を深める時間になる

 
 

独りがこわい・・・。一人でいると他の人から変に思われるかもしれないし・・・。

Kada
Kada

独りでいることはダメなことじゃないんですよ!

スマホの普及とSNSの発達で、私たちはいつ、どこでも人と繋がれるようになりました。

しかし、どこにいてもやり取りができるということは、孤独でなくなるという意味ではありません。

誰とでも繋がれるからこそ、普段の生活で孤独が怖いと思ってしまい、つい他人と一緒に過ごしてしまうこともあります。

本心では満足していないのに、一人でいることの意味をポジティブにとらえることができず、人からどう思われるのかを気にして誰かと時間を過ごしているのであれば、それは非常に無為な時間です。

今回は、齋藤孝さんの著作である『孤独のチカラ』を引用しつつ、孤独を楽しむコツをお伝えしていきます。

孤独が怖くなってしまう理由とは?

現代人は孤独を非常に恐れる。その反動なのか、<友達がいないと不安だ症候群>とでも言いたいほど、人とつるみたがる。

実際、「友達がいない」と言うと、ほとんど人格破綻者のように扱われる世の中である。友達がいない状態があまりに怖いために、本来つき合わなくてもいい相手とずっとつき合ってしまう人は多いのではないか。

孤独のチカラ (新潮文庫) 齋藤孝著 p4より

孤独が怖くなってしまう理由は、私たちがつい「他の人からどう思われているか」を気にしてしまうことが大きな理由でしょう。

日本人は、孤独でいることが苦手な国民性であると言われます。もともと、日本は農耕社会であり、日本人は昔から強固な共同体を形成するムラ社会で生きてきました。

現代においても、独りでいることはネガティブな印象が付きまといます。
独りでいることを馬鹿にされたり、揶揄された経験ってありませんか?

Kada
Kada

私自身も、学生時代は好きで独りでいることが多かったですが、周りに馬鹿にされることもありました・・・。

しかし、本来独りでいることはポジティブでも、ネガティブでもない概念のはず。

独りの時間を過ごすことには、たくさんのメリットがあるのです。

     

孤独でいることのメリット

しかし実際に孤独になることで、単独者というものに目覚めた。はっきりと、『ああ、つるむというやり方では到達できない地点があるのだ』と実感したのだ。

孤独のチカラ (新潮文庫) 齋藤孝著 p24より

斎藤さんは、孤独でいる人のことを『単独者』と呼んでいます。

Kada
Kada

私はこの言葉がすきです。単独であることを自ら選んだ印象をうけます。

誰とも会えないから仕方なく一人になるのではなく、単独であることを自ら選べば、様々なことを身につけられます。

勉強や読書をするとき、人は必ず一人でいることが求められます。

何かを勉強しよう、学ぼうというときには、まず群れから離れて一人立つことが基本姿勢です。

もちろん、ふだんは中が良くていい。だが、そもそも学びの第一の構えは単独者であるということを理解してもらわなくてはいけない。

孤独のチカラ (新潮文庫) 齋藤孝著 p29より

勉学や、創作や、読書をする瞬間は、必ず孤独でいることが必要だと思っています。

もちろん誰かと一緒に読書をすることもできますが、読書をするときは読者と著者とが1対1で向きあうことで、著者の考え方を取り入れたり、自分の思考を深めることができる。

斎藤さんも、孤独であることは決してネガティブではなく、基本的に自らを鍛える時間だと語っています。

孤独をネガティブではなく、ポジティブだと捉えてみましょう。クリエイティブなイメージを持てば、単独者であることは決して怖いことではなく、自分自身を深める大事な時間だと思えるようになります。

     

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