本を読みたいけれど、面白い本を見つける方法ってあるかな?
書評サイトを参考にすれば、新しい本との出会いがあるよ!
みなさんは、どうやって本を選んでいますか?
- 実際に書店に足を運ぶ
- Amazonのレビューを参考にする
など、人によって本の選び方は様々だと思います。
以前は、私は書店で本を選ぶことが多かったのですが、つい自分の好みに合う本ばかり購入してしまい、読む内容が偏ってしまうことがありました。
そんなときに利用したのが、書評が読めるWebサイトです。
書評を参考にすると、今までにない新しい本との出会いを経験できます。
この記事では、面白い本を見つけたいときに参考になる、書評が読めるサイトを厳選して紹介します。
紹介させていただくサイトは次の3つです。順番に解説します。
もくじ
HONZ
最初に紹介したいサイトが、HONZです。
かなり有名なので、ご存じの方も多いと思います。
元マイクロソフト社長の、成毛眞(なるけまこと)氏が運営するWebサイトです。
HONZの書評は、たまたま手に取った一冊を紹介する形式ではありません。
書評家たちが、たくさんの本の中から厳選した一冊を紹介しています。
そのため、紹介されている本の質が非常に高く、書評の内容も好奇心を掻き立てられるものばかりです。
ジャンルは、サイエンス、民俗学、世界史・・・など、多岐に渡ります。
ホームページ上にあるタブをクリックすれば、ジャンルごとに書評を読むことができるので、読みたいジャンルが決まっているときに便利です。
ただし、小説・自己啓発・IT専門書の取り扱いはありません。
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
タイトルのとおり、スゴい本を紹介するブログです。
ブログの管理人はDain氏。
年間120冊もの本を読み、本の感想や考察を10年以上投稿されているすごい方です。
書評記事の語り口は軽妙だけれど、核心を突く一言があり、読んでいてハッとさせられる内容が多いのが特徴だと思います。
本を選ぶときに参考にしたい記事が、2004年から2020年に渡って毎年発表されている「この本がスゴい!」です。
「この本がスゴい!」では、Dain氏がその年に読んだ本の中で、特にすごい!と思えるものを厳選して発表しています。
記事を読めば、
世の中にはこんなに面白そうな本がたくさんあるのか!!
と驚くこと間違いなし。
PCから閲覧されている方であれば、サイドバーにある「スゴ本ベスト」という一覧から読むことができます。
http://dain.cocolog-nifty.com/
松岡正剛の千夜千冊
書評1記事あたりの情報量が莫大すぎるサイトです。
著者は松岡正剛(まつおかせいごう)氏。
2000年から現在に至るまで書評を投稿し続けており、2021年6月現在では1700冊以上の記事が投稿されています。
松岡氏の書評の特徴は、圧倒的な知識量に裏打ちされた深い考察。
「千夜千冊」では、ある本を紹介しつつ、関連する別の本の内容を引用することが多いです。
その引用先が、20年前に松岡氏がすでに紹介した本だったりするので、この人の引き出しの多さには驚かされます。
私は書評ブログを立ち上げてから「千夜千冊」を読むようになったのですが、書評の内容をすべて理解することは難しいと感じました。
きちんと読んでいるのですが、とにかく知識の量がすごすぎて、私のスカスカの頭ではついていけません(´;ω;`)
このWebサイトの中で、一冊でも興味のある本を見つけることができたら、松岡氏が同じ記事の中で紹介されている関連本を読むことで、より知識を深めることができます。
ぜひ、トップページにある「テーマインデックス」から興味のある本を探してみてください。
同じテーマの本を順番に読めば、そのテーマについては人一倍多くの知識を身に着けられるはずです。
https://1000ya.isis.ne.jp/top/
書評を参考にして、新たな本との出会いを
- HONZ
- わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
- 松岡正剛の千夜千冊
以上3つのWebサイトが、私のお勧めする書評サイトです。
書評を読むことには、たくさんのメリットがあると思っています。
自分の読む本のジャンルを広げたり、今まで読もうと思えなかった本の魅力を知ったり。
なによりも、人生は短くて、読みたい本はこの世に沢山あるということを知ることができます。
本を読むモチベーションをグングン上げてくれるのも、良い書評の特徴です。
ぜひ、本の選び方に困った際には、本日ご紹介させていただいたWebサイトを参考にしてみてください。
新たな世界が広がって、読書がますます楽しくなると思います!