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【やりたいことが多すぎる人へ】エッセンシャル思考・時間の棚卸をして必要なことに時間を使おう

Kada
Kada

やりたいことが尽きない、Kada(@Kada_Se)です。

『やりたいことが多すぎて時間が足りない!!』

って思う人多いんじゃないでしょうか。

かといって、すべてに手を出してしまうと、何もかもが中途半端になってしまう。

大切なことは、本当に必要なこととそうでないことを取捨選択して、必要なことにエネルギーを傾けることです。

というわけで、本日はエッセンシャル思考という本を参考にしつつ、本当に必要なことだけに自分の時間を使えるようになる方法を考えていきたいと思います。

エッセンシャル思考とは

Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者の
99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?

本書で紹介するエッセンシャル思考は、
単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。

本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、
システマティックな方法論だ。

エッセンシャル思考が目指す生き方は、
「より少なく、しかしより良く」。

そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になるが、
時代はすでにその方向へ動きだそうとしている。

Amazon内容紹介より

2014年に発売されたビジネス書です。

人生の幸福度を上げるためには、自分のエネルギーを必要なことに注力することが必要です。
この本では、『無駄な99%の物事を捨て、本当に大事な1%に集中する』ための方法を解説しています。

有名な企業や人々の事例を挙げながら、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考を対比する構成です。
そうして、本当に自分にとって必要な行動を選び取るためのヒントを教えてくれています。

何もかも中途半端になる人は、時間の棚卸をしよう

エッセンシャル思考では、人生の時間を本当に大切な1%に集中することの重要性を繰り返し語ってくれています。

しかし、抽象的な内容も多く、実際に本書の内容を行動に反映させることは難しいと私は思います。

Kada
Kada

内容が普遍的だからこそ、解釈が難しい本になっているというか…

じゃあ、実際にどうすれば必要なこととそうでないことを見分けることができるのか?

そこで、私がよく使っているのが『時間の棚卸』です。

時間の棚卸の方法

① やりたいと思っていることを書き出す

② 実際に自分がしている行動を書き出す

③ ①と②を見比べて、優先したいものを3つ選ぶ

④ やめたい行動に二重線を引く。時間を減らしたいものには↓を記入

必要なものは、A4用紙二枚と筆記用具だけ。

それぞれを解説していきます。

① やりたいと思っていることを書き出す

A4用紙を用意します。

まずは、『こうなりたい!』という自分の理想の姿を思い浮かべながら、自分がやりたい事を5分以内で書き出します。ここに書くのは、「時間がないからできない(でも本当はやりたい)」と思っていることです。

私が実際に書いた紙はこんな感じです。

とにかく思いつくままに書きましょう。

② 実際に自分がしている行動を書き出す

もう一枚のA4用紙を用意します。

今度は、昨日や一昨日を思い出しながら、自分が実際にどういった行動をしているのかを思いつくままに書いていきます。

細かくすべてを書き出す必要はありません。「大体こういうことに時間を使っているなー・・・」というのが分かれば大丈夫です。これも5分をめどに書き出してみます。

私が書いたのはこんな感じ。
実際に書いてみると、「時間がない」という割には、結構無駄なことをしているなと気づけます。

③ ①と②を見比べて、優先したいものを3つ選ぶ

そこまで書けたら、2枚のA4用紙を並べて見比べます。
大切だと思う行動を3つ、選んでみましょう。

ここで重要なのが、今できていない行動から選ぶのは最低2つにしておくこと。
ダイエットも筋トレも勉強も、全部大切だ!!
という気持ちはわかりますが、全てをやろうとするとどうしても中途半端になってしまいます。

いきなり行動を変えるのは負担がかかるし、逆に継続を妨げてしまいます。

大切なことは、今の自分にとって本当に重要なものを見極めることです。
これがエッセンシャル思考でいうところの必要な1%に当たります。

Kada
Kada

お金の勉強をしたいと思っているのに、スマホで動画を見ることに時間を使ってしまってる!!

④ やめたい行動に二重線を引く。時間を減らしたいものには↓を記入

自分が大切にすべき項目が分かったら、②の用紙に戻りましょう。

時間は24時間しかないので、いきなり新しい行動を始めようとしても無理です。
大切な1%に注力するためには、現在の自分の行動を辞めて、本当にやりたい事と交換する必要があります。

この考え方を、エッセンシャル思考では「トレードオフ」と呼んでいます。

現在の行動の一覧を見ながら、

  • やめたいものは二重線
  • 使っている時間を減らしたいものには↓

を記入していきます。

優先順位の高い行動を、自分の生活に組み込むために、どの行動を削減するべきか考えてみましょう。

ここまで出来たら、時間の棚卸は完成です。お疲れ様です!

時間の棚卸ができたら、行動に移そう

自分にとって必要なものとそうでないものを分類できました。

次に行うことは、実際に不必要な行動を減らし、必要な行動を増やすことです

やめたいもの⇒今よりも、始めるまでの時間が20秒多くかかるようにする

減らしたいもの⇒どうすれば簡単になるか、仕組みを考える

やりたいこと⇒If-thenプランニングを使っていつやるかを考える。

やめたいものは、手間を増やして20秒多く時間がかかるようにしよう

まずは、やめたいもの。勉強したいのについついスマホを見てしまうとか、ついベッドで横になってしまうとか。

こういった行動をやめるために、あえて手間を増やすことが大切です。

人間は、「簡単ですぐできる」ことほど習慣にしやすいものです。
そこで、やめたい行動に対しては今よりも20秒多く手間を増やすようにしましょう。

例えば・・・

・スマホをやめたいなら、勉強前にスマホの電源を切るようにする
・TVを見る時間を減らしたいなら、電源を抜いておく

このように少しでも手間を増やすことで、習慣づいてしまった悪い行動を減らすことができます。

減らしたいものは、簡単にできるような仕組みづくりをしよう

さて、次は減らしたいものです。

毎日やらなきゃいけないルーティンだけど、かける時間は減らしたい。
私にとっては、弁当作りや掃除がこれに当たります。

そういう時は、より少ない時間で簡単に行動するための仕組を考えましょう。

例えば・・・

・弁当は、朝入れるだけにしたら早く終わる⇒朝昼晩を多めに作って小分けして冷凍しよう!
・掃除は、自動化したら自分の時間ができる⇒自動掃除機や乾燥機を買おう!

こんな感じです。

どうしても自分の力だけで仕組化ができない場合は、家電を買ったり、外注しても良いと思います。
自分の時間をつくるためにお金を使うことは、自己投資だと思っています。

やりたい事は、If-thenプランニングでスタートしよう

最後に、やりたい事です。
もし、優先順位の高い行動にまだ手を付けれていないのなら、今すぐスタートしましょう。

物事を開始したり、続けるときに有効なのが、『If-thenプランニング』といわれる考え方です。

【If-thenプランニング】

もし、私が〇〇をしたら、△△をする。

If-thenプランニングは、行動の習慣化に適した方法だとされています。
大切な1%の行動を、いつ・どのタイミングでやるのかを考えます。
そして、その内容をできる限り詳細に、上の書き方に当てはめてみます。

例えば・・・

・夜ご飯を食べ終わったら、FPの教科書を開いて30分勉強する。
・仕事が終わって退社したら、最寄りのジムで汗を流す。

漠然と、「週3回は勉強したいな。」と考えるよりも、いつどのタイミングで行うのかを決定しておいた方が、その行動を始める確率は高いことが分かっています。

もし、やりたいけどできていない行動があるのであれば、If-thenプランニングを活用して計画を立てるのがおすすめです。

終わりに 少しずつ進んでいこう

最後に、エッセンシャル思考で大切なことは、「最初から完璧にしようとしないこと」です。

いきなり全ての悪い習慣をやめて、やりたい行動の時間を伸ばすことは不可能です。

全てを一度に変えようとせず、少しずつ改善していってみてください。
失敗してしまったら、自分を責めずにもういちど挑戦してみましょう。

Kada
Kada

しばらくしたら、時間の棚卸をもう一度やってみよう。
やりたい事に十分な時間を使えていなくても、再挑戦すればOK!

今回は、書籍『エッセンシャル思考』の紹介と、大切な行動を見極める『時間の棚卸』について紹介しました。
やりたいことが多くて、全て中途半端になってしまう・・・という方の役に立てたら嬉しいです。

そんなわけで今日はここまで。
ばいばい!

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