日々の学びと読書をシェアするブログです

習慣化最大のメリットは、自分を好きになれること

Kada(@Kada_Se)です。
早起きとブログ・日記を書く習慣をつけるために奮闘しています。

本日読んだのは、『ぼくたちは習慣で、できている』という本です。

ぼくたちは習慣で、できている(Amazon)

この本はどんな本?

ミニマリストを世に知らしめたベストセラー「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者が次に選んだテーマは「習慣」。ぼく自身が、すべてに失敗してきた。

新年に立てるような目標は、誰でもほとんど同じ。問題は「なぜそれを続けることが難しいのか?」ということ。

続けなければ、何ごとも意味はない。そして続けるためには、習慣にするしかない。人を変えるのは、唯一「習慣」である。

ダメダメだった著者が習慣を身につけるまで悪戦苦闘し、見つけた方法を心理学、行動経済学、脳科学の成果を踏まえつつ、徹底解説。数多ある「習慣本」の決定版!!さらに習慣から「努力」「才能」を読み解き、その常識を書き換えます。

Amazon商品紹介より

著者は、ミニマリストとして有名な佐々木典士さんです。
自身のライフスタイルについてブログで情報発信をされています。

https://minimalism.jp(著者のブログ)

本書は4部構成になっていて、
1章では意思力についての説明、
2章では習慣についての解説、
3章にて習慣を実際に身に付けるためのステップを50個に分けて解説し、
最後の4章で習慣を通じて得られるものについてかかれています。

   

大事だと思ったところ

本書では、習慣化に成功するための方法を50のステップに分けて紹介しています。

私も習慣化に取り組んでいる最中です。
本書のなかでも大切だと思った点を挙げていきます。

1. 意思力を過信しない

(前略) しかしそれは、はっきり言って意識や意志力というものへの過信だ。意志が強い、意志が弱いという理由付けがなされる前提には、自分の意識が自分の行動を大きくコントロールしているという誤解がある。 まず肝に命じるべきは、意識や意志が行為の原因ではないと知ることぼくたちは、ぼくたちの王様では残念ながらない。最初にすべきは、それを冷静に認めることだ。

「ぼくたちは習慣で、できている」佐々木典士著 Kindle位置 No730

ぼくたちは、ぼくたちの王様では残念ながらない』って、人間を表した良い言葉だと思います。

私の場合ですが、帰宅したら掃除して、ご飯をつくって、お風呂に入って、趣味のゲーム配信をして・・・と思っていても、どうしてもできないことが多いです。

特に21時過ぎに帰宅した日は、疲れてなにもできなくなります。

それもそのはずで、筋トレをしたら疲労するように、人間の意思の力も減ることが知られているからです。

人間は自分の力を過大評価しやすいものですが、実際に自分の意思だけで行動をコントロールすることは相当難しいと感じています。

習慣にしたい行動は意思力が満ちている朝の時間に行ったり、行動するための環境を整えたりすることが一番大切です。

    

2. 習慣付くまでは、毎日やる

習慣化に挑戦するとき、『週3回ジムに行く』というように、回数を目標にしていませんか?
習慣の身に付けやすさは、週あたりの頻度に依存することが知られています。

なんでも、週に6回以上行うと、その習慣は身に付けやすくなるそうです。

下手に休みの日をつくるより、絶対に失敗しないような小さなことを習慣にして、毎日行う方が成功しやすいです。

   

3. 失敗と自己否定を切り分ける

ブログ、筋トレを習慣化しようとして何度も挫折してきました。

その度に、「今日もできなかった・・・自分はダメなやつだ・・・」と自分を責めて、ますます自信をなくしてしまうことが多いです。

しかし最新の研究では、自己否定で自分を責めることで、意思力が減ることが分かっています。
自分を責めることはなんの解決にもならず、自分で失敗の確率をあげているだけです。

何度も言ってきたように、意志力を減らすのは「自己否定感」だからだ。今日は手を付けられなかった、目標を達成できなかったという否定感が次の習慣を難しくする。だから形だけでも維持して、自分を否定しないことが大事。たとえ今日はできたことが少なくても、継続の中で賄うようにすればいい。

「ぼくたちは習慣で、できている」佐々木典士著 Kindle位置 No2427

失敗したら自分を責めたくなる気持ちはわかりますが、習慣化に成功するまでには失敗もつきものです。
自分を責めずに、次どうすればうまくいけばいいのかを考えましょう。

   

習慣は自己肯定感を育てる

さまざまな習慣化の本に書いてある知識を集め、著者の経験に照らし合わせて解説している一冊です。

なにかを習慣にしたいと思ったとき、必ずそこには目的があるはずです。

運動を習慣にしたいと思ったら、目的は「痩せてモテること」だったり。

しかし、習慣にすることで得られるもので最も大切なもの、
それは自己肯定感だと思います。

習慣を達成することで得られる報酬はいろいろあるが、最大の報酬は自己肯定感、自分を好きになれることではないかと思う。

「ぼくたちは習慣で、できている」佐々木典士著 Kindle位置 No.2877

勉強やダイエットなど、様々な習慣を通じて新たなスキルを身に着けることができます。
自分にできることを少しずつ増やせば、自己肯定感と自己効力感を伸ばすことに繋がるのではないでしょうか。

これからなにかを始めたいと思っている方や、習慣についてはじめて学ぶ方におすすめの一冊だと思います。

毎日の習慣がつらい時は、バカバカしいほど小さい目標にしてみよう 最後までやり抜く人がだけが持っている、9つの特徴とは?

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA