
ビジネスをするうえで、大切なことって何だろう?
Kada(@Kada_Se)です。
今回紹介するのは、『ユダヤ人大富豪の教え(本田健著)』です。
本書の感想を交えながら、ビジネスの本質について語っていきたいと思ってます。
バリバリのマネー書かと思っていたら、ブログやゲーム配信にも応用できる内容でした。
結論を言うと、
『自分が受け取れるお金=サービスの量と質』
だから、自分の作るサービスに集中しようぜ!!!
っていうお話です。
もくじ
ゲーム配信も、ブログも、成功できるのは一握り

以前はゲーム配信者として活動していましたが、現在は訳あって休止しています。
ゲーム配信、コロナ渦も相まって、現在も上昇傾向の業界のようです。
ゲーム配信と聞くと、「ゲームでお金を稼いで食っていけるなんてサイコーじゃん!!」みたいなイメージを持たれる人もいらっしゃると思います。
しかしながら、趣味でやる分には全く問題ないけれど、仕事にしようと思うとそう甘いものではないのがこの業界です。
実態は頑張っても伸びはゆっくりだし、
周りの人は輝いて見えるし、
他人と自分を比較して落ち込んだり、
悩んだり、
自己嫌悪に陥ったりします。
すっげえ辛い。
ゲームは遊びの一種だけれど、配信を突き詰めたら、娯楽を通り越してもはやビジネスです。
余談ですが、私はMildomで配信していました。
Mildomは自分との闘いを余儀なくされる修羅の国みたいなものだと今でも思っています。マジで・・・。

現在はもう一つの趣味であった読書を通じてブログ運営をしています。
文章を書くこと自体が楽しいことですが、

どうすれば良いコンテンツを作れるんだろう??
と毎日悩みながら更新しています。
しかしながら、ブログでも配信でも、成功できるのが一握りだけであることには変わりません。
その成否を分けるのはどこなのか?と考えていたところ、本書の中に非常に役に立つ一言がありました。
成功をうまく忘れることができた人間だけが、幸せに成功できる

成功をうまく忘れることができた人間だけが、幸せに成功できるんだよ。社会的尊敬や力、愛情、友情を成功やお金に求めた人間は、不幸になってしまう。
「ユダヤ人大富豪の教え」本田健著 kindle版 位置No.263より抜粋
本書は、著者の本田健さんが実際に大富豪から教えてもらった経験をもとに書かれています
主人公は、アメリカでユダヤ人大富豪のゲラー氏に出会い、幸せな金持ちになる方法を教えてもらう・・・というストーリーです。
そこでゲラー氏が話した内容が、上記の引用の通りです。
成功したいとばかり思っている限りは成功できない。
これは真実だと思います。
成功だけを追い求めているとき、自分の立ち位置を図る目線が、客観的な数値だけになってしまうからです。
成功の基準というと、
ブログ:PV数、収益金額
配信:投げ銭の金額、平均視聴者、登録者数
などを指標にすることがあります。
しかし、客観的な指標ばかり追いかけていると、他者との比較から抜け出せなくなります。

どうしてこんなに頑張っているのに、目標が達成できないんだろう・・・。
と思い始めたら、黄信号だと思っています。
私が配信していた時期は、しょっちゅう自己嫌悪に陥っていました
しかし、そういった感情の動きにパワーを割いてしまうと、本来自分がやるべきことに全力投球できなくなりがちです。
自分が受け取れる報酬の額は、提供したサービスの量と質に応じる

サービスの質と量で報酬額は決まる
ゲラー氏はそう言って、
君が提供したサービスの量と質=君が受け取る報酬額
と大きく紙ナプキンに書いた。
「ユダヤ人大富豪の教え」本田健著 kindle版 位置Np316より抜粋
これ!!
これこそが、全てのビジネスにおける本質ではないでしょうか。
人と比較したり、目標達成できない自分を責めても仕方がない。
結局は、自分の提供するサービスの質を上げていくしかありません。
お金のことを忘れるのは、サービスをすることに意識を没頭しなさいという意味だ。
「ユダヤ人大富豪の教え」本田健著 kindle版 位置No325より抜粋
客観的な数値に惑わされることなく、サービスの質を上げることだけに没頭する。
それができれば、見てくれている人々により沢山の価値を提供することができます。
自分自身も、他人との比較や自己嫌悪に惑わされずに、自分の活動そのものを愛することができます。
他人の行動に惑わされることなく、自分のビジネスに集中できる人間が強いと思いました。
自分の提供するコンテンツを知ってもらうために、セールスを学ぼう

本書で取り上げられている、成功のための5番目の秘訣。
それは、セールスの達人になることです。
ブログを初めて、コンテンツを見てもらう難しさを感じています。
自分の作ったコンテンツを売り込み、見てもらう
リピーターを増やす
こういった行動を消費者に促すためには、セールスの知識があるに越したことはありません。
君がいちばん先に知るべきことは、どうすれば人は動くのかだ。これは行動心理学と呼ばれる分野で、人はどうしてその行動を取るのかということを細やかに分析したものだ。
「ユダヤ人大富豪の教え」本田健著 kindle版 位置No1113より抜粋
まだまだ私にとっては勉強が足りない分野です。
ゲーム配信を再開するまでに、きちんとセールスについて学びたいなあと思いました。

どんなビジネスであれ、本気で取り組んでいればいるほど、周りの動向が気になるときが来ます。
そんなときに人と比較せず、自分のコンテンツの魅力を向上させることに力を注げるか
それが、ビジネスをする上の本質だと思っています。
私も、まずはブログを書くことを思い切り楽しんで、継続したいと思います。

