日々の学びと読書をシェアするブログです

つい先送りにしてしまう自分を変える方法

 
 

やらなきゃいけない!って思ってることほど進まないんだよね。
モチベーションはどうやったら上がるの?

Kada
Kada

モチベーションじゃなくて、気分を変えるコツを学べば
先送り癖が改善するかも!

資格試験の勉強・・・
学校の課題・・・

身体によい食事に、ダイエット・・・

「やらなきゃいけない」と分かっているのに、ついつい後回しにして後悔することってありますよね。

私自身も、先送り癖で悩んでいました。

現に、ブログ書きたい!と言いながら、忙しさにかまけて書くことから逃げてました(てへぺろ☆)。
ブログを再開するきっかけを作るために、この本を読みました。

本日読んだのは、そんな先送り癖を変える方法について解説した一冊 結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる(藤由達藏) です。

    

つい後回しにしてしまう人の特徴とは?

今から始めた方が良いと理解しているのに、締め切りギリギリになってからしか手を付けられない。

やるべきこと・やりたいことを後回しにしてしまう人の特徴とは何でしょうか?

本書で解説されているのはこんな特徴です。

・「自分にはできない」と思っている
・フリーズする癖がある
・時間がもっとあったらと考えている
・自分の力だけで解決しようとしている

中でも、私の場合に最も当てはまっているのは「自分にはできない」、とつい思ってしまうことです。

Kada
Kada

ブログを書きたいなぁ・・・。でも、書くのは大変だし、仕事は忙しいし、下手な記事を書いて読者から非難されたりしないかなぁ・・・

それ、ただの考えすぎーーーー!!

記事が下手かどうかなんて、読んでくれた人が判断することだし、考えるだけ無駄です。

自分にできない理由を次々思いついては、本当に自分がやりたいことを後回しにしてしまう癖がついてしまいました。よくないね!!

いずれにせよ、すぐに行動できない人に共通するのは、「余計な思考が多い」という点だと思います。

   

悩んでいる時間を、考える時間に変える方法

物事を始める前には、いろんな思考が頭の中に飛び交います。

しかし、その思考が「悩んでいる」なのか、「考えている」なのかを意識したことはありますか?

 
 

悩みと考えって同じじゃないの?

本書では、「悩む」と「考える」は明確に違うものだと区別されています。

悩みは、自分を立ち止まらせる思考です。
例を挙げればこんな感じ。

1. ネガティブな気分に浸る

2. 結論を出さずに堂々巡りをする

3. できない理由をとことん探す

4. 他人に相談するが、アドバイスを活かさない

5. 結論が出たとしても行動しない

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 藤由 達藏  (著) p68より引用 

グサーーーーーッ!!!

と心に来た人、居ませんか。私です。

しかし、考えるとき、人は以下のようなプロセスをたどっています。

1. ポジティブな気分に浸る

2. 仮でもいいから結論を出す

3. 「どうしたらできるか」をとことん考える

4. 他人のアドバイスは自ら取捨選択する

5. 結論が出たら行動する

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 藤由 達藏  (著) p69より引用 

悩むことは無駄で、考えることは未来の行動へとつながる、前向きな思考です。

悩んでいるとき、往々にして人は嫌な気分になります。心配したり、不安になったり、怒りを感じることもあります。しかし、「次どうすればできるようになるか」と考えたときは、次の改善点を考える前向きな気分になるでしょう。

    

気分を変える方法

このことから、人は気分によって行動が支配されており、モチベーションではないと本書で解説されていました。

気分とモチベーションは異なります。

モチベーションは「優勝したい」「売り上げを上げたい」といった動機付けのことです。

しかし、動機がどんなに明確であっても、ついやる気が削がれてしまったり、気分が乗らずにさぼってしまったりするもの。

「価値観」や「未来像」が明確であっても、「気分」が下がっていたら動けません。

しかし、気分は自分で選択することができます。

その方法とは、「表情」「動作」「言葉」の3つを変えること。

これを、感情表現の3要素と呼んでいます。

①表情を変える

一つ目は、気分がのらないときに笑顔をつくることです。

悲しいから泣き、許せないことがあるから怒る。

人の表情は、自分の感情に連動しています。
しかし、表情を変えれば、感情もそれに対応して変化します。

ネガティブな気分になっているときも、笑顔を作ってみれば気分が明るくなるものです。

②動作を変える

次に、自分が元気になれるような動作に変えていきます。

猫背気味の人は、胸を張って堂々とした姿勢に変えてみる。
やる気が出るように、ガッツポーズをしてみる。

表情だけでも少し気分が前向きになりますが、ますます元気になれます。

③言葉を変える

さいごに、自分自身に対して言葉をかけてみます。

「大丈夫!」でもいいし、「できる!」でもいいし、とにかくやる気がみなぎるようなものです。

Kada
Kada

私は、「やる気やる気!」「元気元気!」とか言ってます。

何がやる気なのか全然わからないし、意味が通じなくても大丈夫です!!

    

これだけで気分が変わるのか?と不思議に思う方もいると思います。

ところがどっこい、これが結構効くんです。

心身一体とはよくいうものですが、心と身体は密接に繋がっているものです。

表情や動作、言葉は自分の感情を表現する道具でもありますが、同時に感情も身体の状態に引きずられます。

精神科医として有名な中井久夫先生は、「心と身体は分けて考えることができない一体として捉えるべきである。」という考え方を提唱し、人間を心と身体を分離しない存在=「こらだ」と表現しました。
(「からだ」と「こころ」を組み合わせた造語です。)

「表情・動作・言葉」の感情表現の3要素を変化させることは、まさしく自分自身の「こらだ」を変化させることです。

Kada
Kada

今日モチベ無いから、ブログと課題は明日でいいや~。

そんな、ちょっぴり面倒くさい気分の時もあります。そんなときは、心を無理に変える前に身体の要素を変えてみて下さい。

前向きな気分になり、物事をすぐに行動する元気が湧いてきます。

    

10秒で行動!ができたら人生変わるかも

私の周りを見ていても、次々結果を出す人は行動がとにかく早いです。

「やりたいな」と思うことがあれば、すぐに調べたり、やる方法を考えたりしてます。

くよくよ悩み、迷う時間はもったいないです。
熟慮することはもちろん大切ですが、施行回数を増やさなければ始まらないことだってあります。

石橋を叩きに叩いてチャンスを逃してしまうような状況は避けたいものです。

私は本書を、忙しさにかまけてついついブログから遠ざかってしまった私を奮い立たせるために購入しました。

今回ご紹介した気分の変え方だけではなく、ついつい大切なことを後回しにしないためのヒントが詰まった一冊だと思います。

本書で一番の収穫は、気分は自分の行動によって変更可能なものだと学ぶことができた点ですね。

Kada
Kada

ぜひやる気が出なくて困っている人に読んでほしい一冊です!

     

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