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レシピを見ないで料理を作るにはどうすれば?

朝は毎日決まった時間に起き、ゆっくり朝ご飯を作って食べる。
仕事をして、帰宅する前に新鮮な食材を買って帰り、野菜を中心としたおいしいご飯を作って食べる。

まあ、そんな暇なんて存在しないわけで。

Kada
Kada

料理がめんどくさい・・・

健康のためにも、貯蓄のためにも料理することが大事だとは分かっているけれど、料理ってめんどくさいと思いませんか?

仕事から帰ってくると、疲れて料理ができない・・・。
ついコンビニで買って帰ってしまう・・・。
自炊するよりも、総菜を買った方が安いしおいしい・・・。
そもそも何を作っていいのか分からない・・・。

料理がめんどくさくなる原因の一つである、「何を作っていいか分からず、レシピを見ないと作れないこと。」

料理は一生涯続けるライフワークです。
レシピを見ずに、自分の好きなものを自在に作れるようになるにはどうすればいいでしょうか?

本日読んだのは、「レシピを見ないで作れるようになりましょう(有元葉子)」です。

Kada
Kada

料理が上手になりたい人や、私みたいなズボラな人におすすめですw

  

本来の家庭料理は、レシピに縛られない

現代では、インターネットの普及によって、料理の情報は無限に検索することができます。
書店や図書館にいけば、レシピ本だって沢山読める。

その中から、今日食べる物を決め、食材を買い、時間をかけて料理を作ることは難しいと思います。

作りたいレシピを重視するあまり、旬を外れた食材を買ってそんなにおいしくないものができたり、その後に食材が余って腐らせてしまったりした経験ってありませんか?(私がズボラなだけかもしれない・・・)

スーパーで見かけた旬の食材を見るだけで、今日作る献立が頭に浮かぶ。

短時間で、作りたいものをサッと作る。

Kada
Kada

そんな姿に憧れる・・・。

しかし、家庭料理というものは本来そういうものです。

毎日の食事作りって、そんな感じです。素材ありきで、それを炒めたり、焼いたり、煮たりして、シンプルなおかずに仕立てる。料理屋さんで出てくるような手の込んだ料理である必要もないし、雑誌や本で紹介される料理をレシピ通りに作る必要もないのです。

p1より

現代は、昔に比べてはるかに食の選択肢も多いはずです。

しかし、レシピの「こうあるべき」という情報に縛られたり、忙しさにかまけて料理の手間を惜しんだりすることで、逆に私たちの食事は貧しくなっているのかもしれません。

ちなみに私はこの文章を読んだとき、心にグサっと来ました。

Kada
Kada

仕事帰りにレシピを探すのがめんどくさくて、コンビニ弁当を買って帰ってゴメン・・・

    

「レシピを見ないで作れるようになりましょう」ってどんな本?

「レシピを見ないで作れるようになりましょう」、分かりやすくて、とても示唆にあふれるタイトルです。

私を含めて、決まりきった型を提示されなければ料理ができない人って、居るのではないでしょうか。

本書は、レシピを見ないで料理を楽しむためのエッセンスをまとめた本です。

著者は、料理家の有元葉子さん。

3人の娘を育てた専業主婦時代に、家族のために作っていた料理が評判になり、多くの料理本を出版されています。

この本は、一般的な料理本とは違い、レシピ本を見ないでシンプルな料理を作るための基本が書かれている一冊です。

内容は、こんな感じです。

この本で学べること

・どんな野菜を使っても、シャキッとする野菜炒めにする方法
・旬の野菜を沢山食べるための、オイル蒸しの方法
・ホクホクの甘い煮物を作る方法
・余分な水気を出して旨味を引き出す、肉料理の下処理方法

こんな感じです。

作り方の基本を覚えたら、あとはその時々の旬の素材に変えたり、安売りしてる食材に変えたりと、どんな料理にも応用ができます。

本書でも、この本を見ながら料理を作るのではなく、いったん読んで内容を頭に入れてから、自由に作ることを推奨されています。

繰り返し読んで、作ることで、本当にその料理を自分のモノにすることができると感じました。

ちなみに、料理の難易度はすごく簡単です。これぞ家庭料理!って感じ!

   

何のために料理をするのか?料理とは本来、食材と向き合う時間

「痩せるためには〇〇を食べないといけない」
「コスパを考えて、なるべく安いものを買って食べる」

こういった、「ねばならない」という思考に縛られると、料理は苦痛になるのかもしれません。

本書を読んで、私自身も

Kada
Kada

料理は義務!
やらなきゃいけないこと!

という思いが知らず知らずのうちに強くなって、料理を楽しむという発想を失っているように感じました。

自分自身が楽しめなければ、当然料理はめんどくさい作業と化します。

素材の状態や鍋の中を自分の目で見て、五感で感じながら料理を作ることに慣れると、料理が確実に自分のものになっていきます。そうなれば食事作りは「ねばならぬ」ものから、「やりたい」ことになっていきます。

p3より

本書を通じて、シンプルな料理法を覚えることで、様々な食材を通じて料理の負担を軽減することができます。

Kada
Kada

料理本を普段読まない方にもおすすめできる一冊です!

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