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死ぬまで推しに貢ぎたいオタクこそ、資産形成について学ぼう

推しは人生

Kada
Kada

推しに会うために今日も仕事を頑張れる!でも、このまま何も考えずに趣味にお金を使っていて大丈夫・・・?

そんな方のために、オタ活と貯蓄を両立させる方法について書かれたマネー入門書を紹介します。

こんにちは!学生時代にアニメキャラにガチ恋したことがあるKada(@Kada_Se)です。

突然ですが、オタクっていいよね。

アイドル、アニメ、漫画、観劇、ミュージカル・・・とオタクが生まれるコンテンツは様々です。
もちろんただ見るだけでも楽しめますが、その中で本当に自分が応援したい!!と思える存在ができると、一気に世界がバラ色に変わります(経験談)。

しかし、オタ活ばかりにうつつを抜かすわけにもいきません。迫りくる少子高齢化や、終身雇用の崩壊・・・。老後の不安もあり、このままお金のことをよくわからないまま過ごしていいのか??思うこともあるはずです。

そんな方のために、女子が一生好きな推しにお金を使いつつ暮らしていくための資産形成といういままでなかった切り口の本があります。
それが、一生楽しく浪費するためのお金の話ー劇団雌猫×篠田尚子 です。

この本のポイント!

〇自分が使うお金は自分で稼ぐ!
〇使える国の制度は徹底的に使い倒す!
〇いざという時のための備えは3段階で!

一生楽しく浪費するためのお金の話 ってどんな内容!?

休日の予定はコンサートや観劇だらけ、部屋に増えていく推しのグッズ、たまにはやっちゃう10連ガチャ、CDは迷わず初回限定版と通常版のセット買い、新作コスメもやめられない……

愛ゆえの浪費は楽しくて、日々を生き抜く心の糧になる。

でもこのまま生活を続けて、10年後、20年後もこれでいいんだろうか?そろそろお金との付き合い方、人生計画について、もうちょっとリアルに考えた方がいいんじゃないか?

貯金が大事なんてわかってるけど……やっぱり浪費は続けたい!
娯楽費を削らずに、人生の荒波に備えたい!
(中略)

“オタクのためのお金の付き合い方”を徹底解説!
おこづかい帳がつけられなかった私たちのための

不真面目ファイナンスの授業、はじめます!

Amazon商品紹介より

平成元年生まれのオタク女子4人組からなるグループ「劇団雌猫」さんと、ファイナンシャルプランナーの篠田尚子先生による、貯蓄&小額投資の入門書です。

内容紹介文に書かれている、愛ゆえの浪費は楽しいっていう言葉、いいですよね。

Kada
Kada

応援したくてついお金を使ってしまう!!!
でも、楽しいからやめられない!!!

この本を書いている劇団雌猫さんって何者なの?

そもそも、この本を書いている『劇団雌猫』さんとは何者か。

『劇団雌猫』さんは、もぐもぐひらりさかんユッケのアラサー女性4人組からなるサークルです。
この4人方の共通点は、皆が何かしらのコンテンツにどっぷりハマっていること。

4人は女性の偏愛をテーマにした・・・ぶっちゃけて言えば、オタク女の生態をテーマにした書籍を出版されています。

例えば、様々なオタク女性にインタビューをし、コンテンツにお金を浪費する様子を書籍にまとめたものが代表作の『浪費図鑑』です。これも面白い。

そのほかにも、毎日女性がメイクをする理由をまとめた『だから私はメイクする』。メイクをする様々な女性の心情を綴っただけの一冊なのに、どちゃくそ面白い。キレイになりたいという思いだけでない、多種多様なメイクにかける熱意が書籍からビシビシ伝わってきて、すっごい共感できるんです。

例にもれず、私は彼女たちの書籍が大好きです。
なぜなら、私もオタクだから。スタンド使いはスタンド使い同士で引かれあうように、オタク女はオタク女の作ったコンテンツに魅かれるのです。

お金を沼に浪費するために、お金を貯蓄する方法を学ぼう

Kada
Kada

この本は、お金の基礎知識についてかなり分かりやすく解説してるよ。

この本の特徴、それはとにかくオタク女の出費に寄り添った内容が書かれていること。

例えば、化粧品、オタクグッズの購入費、劇場に行くための交通費・・・いわゆるオタ活にかかる費用って、一般的なマネー書だと趣味・交際費というくくりにまとめられ、大体1月1万円ぐらいの出費として計算されています。

が、この本は一味違います。年間の趣味にかかる金額を大きく紹介し、その内約も、『推しのファンクラブ会費』『遠征代』『ライブチケット代』『グッズ購入代』とものすごく細かく書かれてます。

分かります。だって、沼にハマった人間がそのコンテンツの愛を示すための金額が1万円で足りるわけがない。

しかし、そんなことばかりしているとお金は出ていくばかり。いくら沼が楽しくて楽しくてたとえ80歳になっても推し続ける覚悟があったとしても、将来の資産に対する不安は日々忍び寄ってきます。80歳になっても推し続けたいなら、そもそも80歳になっても生活が破綻しない備えをしないといけない。

Kada
Kada

そこで、『一生楽しく浪費するためのお金の話』ではこんな内容を解説してます!

  • 給与明細の見方、お金の仕組み
  • 社会保障について
  • ideco,NISA等を利用した資産運用について

この内容は、資産運用について勉強したことがある人にとってはものすごい簡単です。
しかし、今までお金について何もしてこなかった人(当時の私です)には、すごく有益な情報になります。

Kadaは、この本を読んだ2年前に積み立てNISAを始めました。
ずーっとほったらかしで、ズボラなので証券口座に入金を忘れて積み立てできなくなったりもしましたが、気長に続けて現在+8万円近くの収益が出ています。やったね。

この本のおかげで行動できた理由

この本を読む前にも雑誌のマネー特集とか、株の本を簡単に読んだことはありました。「投資始めたいなー。」と漠然と思うことはあっても、実際に証券口座を開設するといった行動に移すことはできませんでした。

でも、『一生楽しく浪費するためのお金の話』を読み終えたら、知らんうちに楽天証券口座を開設してました。

たぶん理由は、この本がオタクにとって共感できる内容だったからだと思っています。

当時は結婚もしていなかったし将来設計もぼんやりとしていて、日経WOMANとかAERAに書かれているような、THE『子供がいる家庭の投資事情』とか読んでも、そんなに自分事としてとらえられなかったんだと思います。

行動に変えることができるには、熱意。熱意を生み出すには、共感して自分の問題としてとらえることが必須になります。そして、人間にとって魅力的なのは『節約』よりも『浪費』だと思います。

家計をとにかく削って、趣味も我慢して・・・という苦しい節制ではなく、コンテンツを愛する楽しい日々を一生続けるために投資をするという本書の姿勢が好きです。

まだまだ趣味に没頭したいけど、将来のお金も気になる・・・
そんな方にピッタリの本です。

余談ですが、今は以前のように沼にお金をつぎ込むことはやめました。
代わりに資産運用沼にハマってます。お金の勉強オモシロィイ…

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