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ストレスに柔軟な自分を作る!A4ノート1冊でできるメンタルの鍛え方【メンタル・タフネス】

 
 

仕事の失敗ですぐに落ち込んでしまう。ストレスに強くなるにはどんな方法があるの?

Kada
Kada

適度な運動、食事、睡眠を習慣づけることが一番!アスリートが実践している、メンタルの強化方法を教えます!

小さなことで落ち込んでしまう。失敗したら長いこと立ち直れない。
そんな悩みを持っている人はいませんか?

どんな仕事にも失敗はつきもので、ストレスを消し去ることはできません。しかし、ストレスにどう反応するかは自分で選び取ることができます。

世界のトップアスリートが実践する、メンタル強化法を解説した本を読みました。「メンタル・タフネス(ジム・レーヤー著)」です。

アスリートたちは、強いストレスがかかった状況で実力を発揮するために、どんなトレーニングをしているのでしょうか?

Kada
Kada

結論は、やはり運動・食事・睡眠といった生活習慣を整えることがメンタルの強化に必要だということです。「そんなのわかってるわ!!!」と言われそうですが、やはり習慣の積み重ねこそが重要。

    

メンタル・タフネスとは?令和の時代を生き抜くためのスキル

 
 

そもそもメンタル・タフネスって何?どうして身につける必要があるの?

メンタル・タフネスとは、著者のジム・レーヤーが提唱している言葉です。その名の通り、自身の精神の強靭性を指しています。

著者はプロテニス選手のコーチを勤めたこともあり、スポーツ選手のメンタル育成に関わっていました。

しかし本人曰く、メンタル・タフネスが必要なのはスポーツ選手だけではありません。ビジネスマンこそ、メンタルを鍛えるスキルが必要とのこと。

毎日の仕事で長時間働き、会社の意向に従って結果を出すことを求められるビジネスマン。当然ストレスがかかる機会が多く、メンタルの重要性はスポーツ選手並に大きい、と著者は語っています。

Kada
Kada

よく考えたら、毎日8時間働くって大変だよね・・・

日々の仕事において、ストレスへの対処法が身についていなければどうなるでしょうか?生産性は落ち、仕事をこなすための体力も減ってしまいます。

それを改善するには、普段からメンタルをタフにするための行動を取る必要があるのです。

Kada
Kada

失敗ですぐ落ち込んで、立ち直るまでが長くて困ってます・・・

少しでも落ち込む時間を短くしたい!

     

      

メンタル・タフネスを実践する方法〜毎日を儀式のように生きる

 
 

メンタル・タフネスはどうやって身につけるの?

方法はシンプル。運動・睡眠・食事のバランスを整え、日々の生活習慣を改善することです。

本書では、日々を「儀式」のように生きる、と解説しています。

メンタル・タフネスを実践するためには、大きく分けて2つの行動があるのです。それが、「ストレスへの耐性をつける」ためのルーチンと、「回復するためのルーチン」です。

メンタル・タフネスでは①ストレスへの耐性をつける ②自分の疲労を回復する という2つの行動をルーチン化し、それを習慣にすることを目指します。

その先にあるのは、”ウェーブを作る”こと。「ストレスにうまく対処する→体力・気力を回復をする」という毎日の流れを作り、日々の生活を充実させることが目標です。

Kada
Kada

やっぱり生活がすべての基礎なんだな。

本書で推奨されている行動の一部をご紹介します。

ストレスへの耐性をつける儀式(ルーチン)

・ストレスに強い人間を演じる

・インターバルトレーニング※を1回20〜30分、週3回以上行う

・腹筋トレーニングを毎日行う(1日100回を目標に)」

・2時間ごとに休憩し、軽食をたべる

ストレスから回復するための儀式(ルーチン)

・1日7〜8時間の睡眠をとる

・良質な食事を取る

・回復のためのアクション(趣味など)を取り入れる

       

日々のルーチンを変える方法は、習慣ノートをつけること!

 
 

とはいえ、良い習慣を身につけることが難しいんだよね。

継続するためにはどうすればいいの?

本書で推奨されているのが、日々のルーチンをチェックする『習慣ノート』をつけることです。

この方法を実践しているのが、プロeスポーツ選手のときどさん。ときどさんは、『ストリートファイターⅤ』というゲームのチャンピオンに輝いたこともあります。

ときどさんはご自身の著書『努力2.0』のなかで、”自分の通信簿”と名付けていました。

東大卒プロゲーマー、ときどのメンタルの鍛え方とは!?

    

まずはA4ノートを用意します。Campasのドット罫線のあるノートがベストです。

ノートの中に、一行ずつ習慣にしたい行動を書き込んでいきます。行動に加え、仕事に対する集中力(A-Fの6段階で評価)や、笑顔の回数といったチェック項目も盛り込みます。

横には日付を書き、項目ごとに達成度を書き込んでいくのです。

私が活用しているノートでは、オリジナルの項目も盛り込んでいます。

・インターバルトレーニングをしたか(◯ or ✕でチェック)

・ジムで筋トレをしたか(◯or✕)

・腹筋を何回したか(回数)

・カフェインを夜18時以降に摂取したか(◯or✕)

・食事の回数(回数)

・食事の質(A-Fで評価)

・睡眠時間(就寝時間と起床時間)

・自分の思考をチェックできたか(◯or✕)

・ストレスがあった際に落ち込んでも、10分以内に立ち直れたか(◯or✕)

などなど

私が実践して感じたメリットは、「落ち込みは、前日の習慣に左右される」ということが理解できたことです。

       

いままでは、ストレスとなる出来事が起きたとき

Kada
Kada

起こしちゃった失敗はしょうがない!再発しないためにどうするか考えよう!

と前向きに捉えられる日があれば

Kada
Kada

失敗してしまった・・・。私は駄目なやつだ・・・。

と際限なく落ち込み、仕事の能率が著しく下がる日もありました。

人間だから、日によってメンタルに波があるのはしょうがないと思っています。しかし、メンタル・タフネスを実践し始めてから、「落ち込むかどうかは前日の習慣によって左右される」ということが理解できました。

私の場合は、前日に運動(ランニング)をしたり、8時間以上寝ることができた日は前向きに仕事に臨めます。つい夜ふかししたり、自堕落な日々を過ごした次の日は、うまく仕事に向き合えないことが多いです。

Kada
Kada

あたりまえの事ですが、自分普段の行動を客観視できる機会ってあまりないよね。

そんなわけで、本書の内容を元にノートを記入すれば、普段のどんな行動が良い影響・悪い影響を与えているのかが一目瞭然です。

      

       

メンタルを鍛えたい方におすすめ。ただし、ストイック!

今回は、『メンタル・タフネス(ジム・レーヤー著)』を紹介しました。

スポーツ界のメンタルコーチングを支え、長く読み続けられている本だけあり、内容には納得できる箇所が多かったです。

が!洋書ならではというか・・・内容が冗長すぎる点は否めません。本題に入るまでが長くて、読み進めることが難しい箇所がありました。

日々の生活に活用する際は、一番最後の付録ページを参考にしつつ、自分ならではのルーチンを考えることがおすすめです。

とりあえず1ヶ月続けることが大切らしいので、頑張ってやってみよう〜。

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